このページでは、
「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」
という本(書籍)について、紹介していきます。
本の内容を要約レビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください( ..)φ
新しいタンパク質の教科書【要約・書評レビュー・内容】
“新しいタンパク質の教科書”という本は、
⇒「タンパク質について、さまざまな知識・活用法が学べる一冊です。」
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
ほとんどのページで図解解説がついてるので、初心者でも学びやすい構成になっています。
これからこの本の内容を、3つのポイントに要約しながら、レビュー解説していきます。
内容・要約❶:タンパク質は「5~10万種類」もある!
まず、“新しいタンパク質の教科書”では、
⇒「タンパク質には、5~10万もの種類がある!」
ということを学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「たんぱく質を、しっかり摂取しよう!」
…健康関連では、よく聞く言葉だと思います。
ですが、“タンパク質”と一言でいっても、
タンパク質には、役割が違う、何種類ものタンパク質があるようです( ..)φ
(※例えば、「コラーゲン・アミラーゼ・インスリン・ヘモグロビン…など」これらは、すべてタンパク質です。)
また、タンパク質というのは、さまざまな“アミノ酸”がくっついてできたものなので、
「アミノ酸を、いかにバランス良く摂取するか?」
というのも、タンパク質摂取を考える上で、重要となってくるようですね(^^
(※特に、体内で合成できない“必須アミノ酸”の摂取が重要。)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
- 「必須アミノ酸」(人のカラダでつくれない)
- バリン…BCAA(分岐鎖アミノ酸)の1つ。
- ロイシン…BCAAの1つ。筋肉を大きくするためのスイッチ。
- イソロイシン…BCAAの1つ。筋肉のエネルギー代謝、疲労回復
- メチオニン…不足すると、むくみなどの原因に。
- トリプトファン…セロトニン(脳内の神経伝達物質)の原料となる
- フェニルアラニン…神経伝達物質の原料。過剰摂取は、血圧上昇に繋がる
- トレオニン…代謝を促進。脂肪肝の防止に。
- リジン…酵素の生成など。
- ヒスチジン…神経機能を支える。子供の体ではつくれない。
- 「非必須アミノ酸」(人のカラダでつくれる)
- アラニン…糖質の代謝。タンパク質が豊富な食品に含まれる。
- プロリン…コラーゲンを構成するアミノ酸。コラーゲン修復も。
- グリシン…コラーゲンを構成するアミノ酸。睡眠にも関わる。
- セリン…肌の保湿成分の原料に。脳の活性化にも。(化粧品にも含まれる)
- システイン…メラニン色素の生成を抑える。毛髪などに含まれる。
- チロシン…いくつかの神経伝達物質の前段階。原料は、フェニルアラニン。
- アスパラギン…エネルギー代謝をサポート。アスパラガスの芽から発見。
- グルタミン…筋肉の合成。
- アルギニン…成長を促す。余分なアンモニアの除去も。
- アスパラギン酸…ミネラルなどの吸収をサポート。アスパラガスに多く含まれる。
- グルタミン酸…うまみ成分の1つ。化学調味料にも含まれる。
内容・要約❷:身近な不調は「タンパク質不足」が原因?
また、“新しいタンパク質の教科書”では、
⇒「タンパク質不足は、さまざまな“体調不良”を招く!」
という内容も学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「タンパク質といったら、筋肉!」
…こんな風に思ってる方も、意外と多いかもしれません。
ですが、“タンパク質”という物質は、
筋肉だけでなく、体のほとんどの機能に関わっているようで、
体全体の体調を整えるには、かなり重要な割合を占めているとのことです( ..)φ
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タンパク質はほとんどすべてといえるほど多種多様な人体の機能にかかわっており、タンパク質不足は、さまざまな不調となって現れます。
筋肉量の低下など目に見える変化は不足を認識できますが、「慢性疲労」や「冷え性」「むくみ」など、原因のわかりにくい不調も、実はタンパク質不足の可能性があるのです。(P-56)
本書「新しいタンパク質の教科書」では、
タンパク不足によって起こりうる不調、その対策などを詳しく学ぶことができます。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❸:タンパク質は、体だけでなく「心」も作る!
そして、“新しいタンパク質の教科書”では、
⇒「タンパク質は、体だけでなく“心(精神)”にも重要!」
ということも学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「なんだか、落ち着かないな…」
…こんな時って、よくありますよね。
もしかしたら、その状態は、
タンパク質を、しっかり摂取することで、改善されるかもしれません。
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心を落ち着かせるセロトニンや、喜びや快楽を感じさせるドーパミン、恐怖や驚き、興奮を感じさせるノルアドレナリンなどは聞いたことがある人も多いでしょう。
実は、これらの物質の主な材料は、口から食べたタンパク質なのです!(P-11)
精神問題に関しては、タンパク質だけの問題ではない可能性もありますが、
「メンタル(精神)を安定させるのに、タンパク質は重要!」
という知識を頭に入れておくだけでも、日々の食生活に役立つはずです(^^)
本書「新しいタンパク質の教科書」では、
“心(精神)と、タンパク質の関係”について、さらに詳しく学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
新しいタンパク質の教科書【感想・評価】
ここまで、“新しいタンパク質の教科書”の内容について、簡単に要約レビューしてきましたが、
⇒「“タンパク質”について、さまざまな効果性を学びたい方」には、おすすめの一冊になっています。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
ほとんどのページで、“図解解説”付きなので、健康知識が少ない初心者でも、かなり学びやすい構成になっていると思います。
タンパク質に興味がある方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか(^^)
タンパク質は5~10万種といわれますが、構成単位となるアミノ酸はたった20種。これらは、体内でつくれないので食品から摂る必要がある9種の「必須アミノ酸」と、体内でつくれる11種の「非必須アミノ酸」に分類されます。(P-38)