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医師たちが認めた「玄米」のエビデンス【要約・書評レビュー・感想・内容】


このページでは、

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

という本(書籍)について、内容を紹介していきます。


本の内容を要約しながら、レビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください( ..)φ


医師たちが認めた「玄米」のエビデンス【要約・書評レビュー・内容】

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

渡邊昌 (監修), 西島千陽, 王瑞雲, 島村善行, 平川あずさ, 山口康三, 益崎裕章, 芦刈伊世子, 出居貞義, 森秀樹, 久野壽也

“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”という本は、

⇒「医療・健康関連のさまざまな専門家が、玄米の効能を解説」した書籍です。


章ごとに、専門家が変わって解説してくれているので、いろんな視点から玄米の効用を学ぶことができます。


これから、この本の内容をつのポイントに要約して、レビュー解説していきます。


内容・要約❶:玄米なら「現代の足りない栄養素」を補える!?


まず、“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”では、

⇒「玄米はさまざまな栄養成分を、バランス良く含む食品

ということについて、学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)


「日本人の食は、“玄米→白米”に変わってから崩れた…」

この本の中では、このような主張をする専門家も多くいます。

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

一日30品目摂ろうというスローガンは、大事な米ぬか部分を捨てる白米を主食にしていることから生まれた発想です。そのせいで過食となり、それが病気を生んでいるのです。(P-109)


事実、白米と比較して玄米は、さまざまな栄養素を、バランス良く豊富に含んでおり、最高のバランス食となっています( ..)φ

(【例】白米と比べると…→食物繊維は約5倍、ビタミンB1は約8倍、ビタミンEは約14倍、鉄は約2.6倍など。)

栄養成分玄米精白米
エネルギー350㎉356㎉
たんぱく質6.8g6.1g
脂質2.7g0.9g
炭水化物73.8g77.1g
ナトリウム1mg1mg
カリウム230mg88mg
カルシウム9mg5mg
マグネシウム110mg23mg
リン290mg94mg
2.1mg0.8mg
亜鉛1.8mg1.4mg
0.27mg0.22mg
マンガン2.05mg0.80mg
ビタミンE1.4mg0.1mg
ビタミンB10.41mg0.08mg
ビタミンB20.04mg0.02mg
ナイアシン6.3mg1.2mg
葉酸27mcg12mcg
パントテン酸1.36mg0.66mg
食物繊維3.0g0.5g


私たちのほとんどが、普段食べている“白米”は、

本来なら、お米についている“米ぬかの部分を削った”ものです。

(※玄米が、米ぬかを削ってない状態)


お米の栄養素の大部分は、その“米ぬか”にこそ、多く含んでいるということなので、

「白米→玄米」に変えることで、これまでより多くの栄養素を摂取できることは間違いなさそうですね(^^)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

この米ぬかの表皮にはビタミン、ミネラル、食物繊維、iP6などが、胚芽には、米の栄養成分たんぱく、脂質、ビタミン、ミネラルが含まれています。

白米はこれらの豊富な栄養成分をバランスよく含む”米ぬか”を捨てているわけです。(P-108)


内容・要約❷:玄米による「生活習慣病」改善データも多い…


また、“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”では、

⇒「研究から、白米→玄米に変えることでの効果性も確認できている…」

といった内容も、知ることができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)


「実際の玄米研究データでは、どんな事例がある?」

…こんな風に思った方も、多いかもしれませんので、1つ事例を紹介しておきます。


例えば、この本の中では、

「白米→玄米」に変えた研究で、こんな事例があります。

↓↓

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

沖縄県在住の壮年期男性・メタボリックシンドローム患者を対象に、パイロット臨床研究を実施した結果、1日3回の白米主食を等カロリーの玄米に8週間置換することにより、顕著な体重減少効果食後の高血糖・高インスリン血症の改善効果血管機能の改善効果脂肪肝の改善効果高脂肪食に対する嗜好性の軽減効果が得られることが明らかとなりました。(P-183)

本書“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”では、もっと詳しく解説されていますが、

このように、白米→玄米に変えることで、多くのメリットを得られている研究が多くあります( ..)φ
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)

  • 「γ-オリザノール」…自律神経を調節し、シミ・小じわの予防
  • 「アラビノキシラン」…NK細胞の活性化、抗酸化作用
  • 「イノシトール」…肝機能改善、動脈硬化予防、高脂血症改善
  • 「iP6(フィチン酸)」…抗酸化作用:抗がん作用、老化遅延効果、排毒排泄作用
  • 「GABA(γ-アミノ酪酸)」…精神安定作用、血圧安定作用
  • 「フェルラ酸」…認知症予防効果


内容・要約❸:デメリットは、白米より「残留農薬」が多くなる…


そして、“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”では、

⇒「玄米のデメリットは、白米より“残留農薬”が多くなる

というデメリット部分も学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)


「玄米って最高じゃん!」

…こう思った方も多いかもしれませんが、玄米には注意点(デメリット)があります。


それが、「残留農薬」問題。

玄米は、白米だと削られる部分(表皮)に、残留農薬が溜まりやすいので、少し多く摂取してしまう危険性があります(^^;


では、どうするか?

↓↓

答えは簡単で、玄米を食べるなら「低農薬・無農薬」の米がベスト!

というのが、専門家たちの総評です( ..)φ

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

糠層の部分にはビタミンやミネラル、抗酸化物質など健康に役立つものが多く含まれますが、農薬もこの部分に蓄積されることになります。

なるべく、減農薬または、合鴨農法など最小限の農薬でつくられたものをおすすめします。(P-142)


もし今後、健康食を意識するなら、

玄米は手軽に食べていける、バランス食の1つなので、覚えておきたい知識ですね(^^)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)


医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

玄米反対論者の最大のよりどころが玄米に多いフィチン酸が鉄分などのミネラルの吸収を阻害する、あるいは残留農薬が多いということです。

また、胚芽に多く含まれるアブシジン酸は、ミトコンドリアを障害し、フィチン酸はミネラル吸収を阻害するという説もあります。

これらは細胞や動物実験の結果が多く、ヒトでは証明されていません。(P-43)


医師たちが認めた「玄米」のエビデンス【感想・評価】

医師たちが認めた「玄米」のエビデンス

ここまで、“医師たちが認めた「玄米」のエビデンス”の内容について、要約レビューしてきましたが、

⇒「玄米の効能について、さまざまな専門家(医療など)から知識を得たい人」には、おすすめの一冊です。


章ごとに、専門家が代わり、それぞれの知識や事例を紹介してくれるので、なかなか興味深いものがあります。

気になる方は、ぜひ手に取ってみてください(^^)