このページでは、
という本(書籍)の内容について、紹介していきます。
本の内容を要約レビューしながら紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください( ..)φ
科学が暴く「食べてはいけない」の嘘【要約・書評レビュー・内容】
※著者の「アーロン・キャロル」は、医師であり、インディアナ大学医学部小児科教授。
“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”という本は、
⇒「科学的データをもとに、“身体に悪い”と言われている食品の真偽を解説」してくれている一冊になります。
さまざまな食品が取り上げられており、多くの科学的データをもとに、論じられています。
これから、この本の内容を3つのポイントに要約しながら、レビュー解説していきます( ..)φ
内容・要約❶:「脂肪が多い食品」は太る…は嘘
まず、“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”という本では、
⇒「脂肪摂取は、そこまで悪ではない…」
という内容を学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
よく「低脂肪」をウリにしてる食品って、結構ありますよね。
(※例:低脂肪牛乳など)
ですが「脂肪」というのは、健康に悪いわけではなく、
摂取しても、太る原因にはなりにくいと言います( ..)φ
↓↓
脂肪について確かに言えることが一つある。それは、脂肪の摂取は体重増加を引き起こさないということ。
逆に言えば、脂肪を摂取すると、実際には減量に役立つ可能性があるのだ。(P-65)
ーー脂肪は悪だとする証拠はどんどん消えつつあり、脂肪の適度な摂取を支持するデータが増えているようだ。(P-67)
事実、ある研究(2年にわたる研究)では、
低脂肪食によりも、低炭水化物食・地中海食のほうが、減量効果は高かった…というデータがあります。
(※地中海食とは、野菜やオリーブ油(脂肪)、ナッツ、魚(タンパク質)を多く食べることを勧める。)
本書「“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”」では、
これら科学的データをもとに、詳しく解説されています。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❷:「人工甘味料」は、そこまで危険視する必要はない…
また、“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”という本では、
⇒「人工甘味料は、そこまで危険視する必要はない…」
といった内容も学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「“アステルパーム・サッカリン”などの人工甘味料は危険…」
…
人工甘味料の危険性について、少しでも学んだことがある人なら、こんなデータを見たことがあるでしょう。
ただ、著者のアーロン・キャロルによると、
“確かに、これら人工甘味料には、発がん性の疑いがある研究はいくつかあるものの、根拠が不十分!”
という結論を出しています( ..)φ
私は、人工甘味料に猛反対する人びとは、人工甘味料のことをきちんと理解していないのではないかと思うことがある。(P-210)
ーーあらゆる研究を総合して検討すると、人工甘味料の使用を支持する根拠の説得力がさらに増す。(P-223)
本書「科学が暴く「食べてはいけない」の嘘」では、
科学的データをもとに、人工甘味料の安全性・危険性について、詳しく学ぶことができます。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❸:有機(オーガニック)は、健康面でそこまで優れていない…
そして、“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”という本では、
⇒「有機(オーガニック)食品は、健康面でそこまで優れていない…」
というポイントも学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「やっぱり、農薬使ってないほうが、健康的だよね」
…こんな風に、思ったことはありませんか?
著者アーロン・キャロルによると、
健康面(農薬・栄養素など)において、有機食品(オーガニック)が、非有機食品より優れているという科学的データは、ほとんどないと言います。
↓↓
食の健康に関しては、有機食品が非有機食品より優れているという科学的根拠はほとんどない。
ーー栄養素の含有量と汚染物質の両方の尺度において、有機食品と非有機食品のあいだに意味ある違いは見出されなかった。(P-257~)
本書「科学が暴く「食べてはいけない」の嘘」の中では、
さまざまな科学的データをもとに、有機食品(オーガニック)でなくとも、健康的な食生活ができることを学べます。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
科学が暴く「食べてはいけない」の嘘【感想・評価】
ここまで、“科学が暴く「食べてはいけない」の嘘”という本の内容を、いくつか要約レビューしてきましたが、
⇒「世間で広まっている意見とは、別の視点の意見を学びたい方」には、おすすめの一冊になっています。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
たくさんの科学的データをもとに解説されているので、これからの食生活をアップデートする上でも、参考になるはずです。
食の知識を深めたい方は、ぜひ一度、目を通してみてはいかがでしょうか(^^)
本書の目的は、食品についても、食品が健康に及ぼす影響を調べた最新の研究についても、あなたがより賢い判断をくだせるように手助けすることだ。
ーー食品についてあなたが感じている不安は、たいてい科学的に不確かな情報がもとになっているからだ。このような根拠のない不安が、あなたに悪影響を及ぼしている可能性もある。(P-41)