このページでは、
という書籍の内容を紹介していきます。
本の内容を要約しながらレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
誰も知らない「無添加」のカラクリ【要約・書評レビュー・内容】
“誰も知らない「無添加」のカラクリ”という本は、
⇒「無添加食品の実態(裏側)について解説されている内容」になっています。
無添加というキーワードを中心に、それらに関連した、食品表示の問題・仕組みなどを知ることができます。
これから、この本の内容を要約しながら、3つのポイントに分けて紹介していきます( ..)φ
内容・要約❶:「保存料・着色料無添加」は、代役の添加物が使われている…
まず、“誰も知らない「無添加」のカラクリ”という本では、
⇒「保存料・合成着色料“無添加”と表示でも、代わりの食品添加物が使われている可能性が高い…」
という内容について、学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「“合成着色料”無添加!」「“合成保存料”無添加!」
…こんな感じで、いかにも安心できそうな商品表示って、よく見ますよね。
実は、こういった場合でも、
“代わりとなる保存料・着色料(食品添加物)”が使われていることも多いようです( ..)φ
↓↓
簡単に言えば、
保存期間を長くできる効果の添加物でも、食品の法律で“保存料と記載しなくていいよ”としてあれば、「保存料無添加!」と商品に記載していいわけですね。
(※例えば、「グリシン」という食品添加物は、分類としては、保存料ではないですが、保存料ソルビン酸に近い、日持ち効果を持っています。)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❷:そもそも、天然食材にも「添加物と同じ成分」が含まれている…
また、“誰も知らない「無添加」のカラクリ”の中では、
⇒「天然食材にも、“添加物と同じ成分”が含まれている!」
といったことも学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「天然食材は自然だから、安心できる…」
…こんな風に感じている方も、多いかもしれません。
ですが、しっかり事実を確認してみれば、
天然の食材であっても、“食品添加物と同じ成分”が含まれているんです( ..)φ
(※しかも、天然食材のほうが、より多量の場合も…)
- 「安息香酸」(※保存料:カビや細菌の増殖を防ぐ)
- ⇒梅・あんず・グアバなど、多くの農産物に含まれている。
- 「亜硝酸塩」(※発色剤:変色を防いだり、食品の色を安定させる働きがある。)
- ⇒野菜などに多量に含まれる。(問題視されている、ハムやソーセージへの添加量よりも、はるかに多い。)
通常、グアバジュースには1kgあたり約0.15g、グアバの実には約0.5gも含まれており、この量は、保存を目的に添加する安息香酸ナトリウムの量に匹敵します。(P-26)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❸:同じ成分なら「天然でも人工でも」人体の影響に差はない…
そして、“誰も知らない「無添加」のカラクリ”という本では、
⇒「同じ成分であれば、天然でも人工(化学的)でも、人体の影響に差はない…」
ということを学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
先ほど、「食品添加物の成分は、天然食材にも含まれている…」ということを解説しましたが、
同じ成分であれば、天然食材からの摂取でも、添加物からの摂取でも、安全性・危険性は変わらないそうです( ..)φ
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同じ物質なら、自然界のものでも、化学的合成品でも、そして食品添加物でも、同じものは体に入ればまったく同じ作用をします。
元来食品成分として含まれている天然の成分だから体によくて、科学的合成品だから体に悪さをするということはありません。(P-26)
つまり、、
「食品添加物だからといって、極端に危険視する必要はない」ですし、
逆に、「天然食品(無添加)だからといって、安全なわけではない…」ということですね。
また、本書の中では、「重要なのは、“天然か化学的か”を心配するよりも、摂取量を注意すべきだ」という感じで解説しています。
私たちが、普段食べている食べ物には、そもそも食品添加物と同じ成分が入っているので、食品添加物だから悪い!という考えは改めたほうが良さそうです。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
誰も知らない「無添加」のカラクリ【感想・評価】
ここまで“誰も知らない「無添加」のカラクリ”という本の内容を、要約レビューしてきましたが、
⇒「無添加表示の仕組み・食品表示の実態について学びたい方」には、おすすめの本です。
健康を意識して、無添加(オーガニック)食品を、高い価格で買っている人なんかは、特に役立つと思います。
気になった方は、ぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか(^^)
「保存料・合成着色料無添加」という表示だけ見ると、消費者は食品添加物を使っていないのだな、と思いがちです。
しかし実際は、保存料ほどではないけれど菌の増殖を抑える静菌効果があって、保存料としての表示が不要な「日持ち向上剤」を代役に使っている例も見られます。
合成着色料無添加という表示も、タール色素を使っていないという意味にすぎません。(P-14)