このページでは、
という書籍(本)について、紹介していきます。
内容を要約しながら、レビュー解説していきますので、ザっと中身を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
牛乳をめぐる10の神話【要約・書評レビュー・内容】
※著者の「エリーズ・ドゥソルニエ(Elise Desaulniers)」は、食の専門家として活動。2015年にカナダ・ケベック州の独立ジャーナリズム大賞を受賞している。
“牛乳をめぐる10の神話”という本は、
⇒「“牛乳を飲むリスク”について、さまざまな観点から解説されている本」です。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
これから、この本の内容を3つのポイントに要約しながら、レビュー解説していきます( ..)φ
内容・要約❶:日本人の85%は「牛乳の消化能力が低い!?」(乳糖不耐性)
まず、“牛乳をめぐる10の神話”という本では、
⇒「日本人の多くは、牛乳の消化能力が低いので、さまざまな症状を引き起こしやすい…」
という内容を学べます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「牛乳を飲むと、お腹がゆるくなる…(ひどい時は下痢…)」
こんな風になってしまう方はいませんか?
実はこういった症状は、牛乳に含まれる“乳糖”を、しっかり消化できていないことが原因で起きているようです。
このような体質は、「乳糖不耐性」と呼ばれ、日本人は85%が該当しているみたいですね(^^;
↓↓
というわけで、日本人のほとんどは、(程度の差はありますが)
牛乳を飲むと、胃腸に何らかの症状(下痢・腹痛・嘔吐など)を起こしてしまう可能性が高いので、注意が必要のようです(^^;)
(※ちなみに、この症状は牛乳アレルギーとは別)
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❷:「牛乳でしか、摂取できない栄養素」は特にない…
また、“牛乳をめぐる10の神話”という本では、
⇒「牛乳でなければ摂取できない…という栄養素はない!」
といった内容についても、学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
「骨を丈夫にするなら、やっぱり牛乳が一番!」
…こんな風潮ってありますよね。
ですが実際に、牛乳の栄養素を見てみると、
牛乳でなければ摂取できない栄養素は、特にないようです( ..)φ
↓↓
健康な骨づくりに牛乳は要らない。どうして?なぜならカルシウムの摂取源はほかにいくらでもあるから。
もっと体が吸収しやすい植物の代替品には事欠かない。(P-48)
ーー牛乳が骨の健康に必要ない以上、代替も必要ない。牛乳の中に、ほかで得られない栄養素は一つもない。(P-58)
著者の見解では、確かに牛乳には、骨に影響を与える栄養素が含まれているが、
さまざまなリスクを考えると、優先的に摂取すべき食品でもないみたいですね。
本書「牛乳をめぐる10の神話」では、
“牛乳が必要ない理由、牛乳の代わりとなる食品”などを学ぶことができます。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
内容・要約❸:「牛乳を飲むリスク」は意外とある…
そして、“牛乳をめぐる10の神話”という本では、
⇒「牛乳を飲むリスクは、意外とある…」
ということを、いろんな観点から学ぶことができます。(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
乳製品はホルモン、アレルゲン、乳糖、飽和脂肪、コレステロール、農薬を含み、その全てが(複数の研究によって)驚くほど多様な健康問題と関連づけられている。(P-70)
本書「牛乳をめぐる10の神話」では、
“牛乳を飲むリスク”についての研究データなども、詳しく知ることができます。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
牛乳をめぐる10の神話【感想・評価】
ここまで、“牛乳をめぐる10の神話”という本について、内容を要約レビューしてきましたが、
⇒「牛乳を飲むリスクを知っておきたい方」には、おすすめの一冊です。
(※本の要約・書評レビュー・内容・感想・評価)
牛乳は絶対にやめるべき!とまでは、いかなくてもいいと思いますが、
「牛乳には、どのようなリスクがあるのか?」を知っておくことは、今後の食生活に役立つはずです。
(少なくとも、×牛乳だから安全で健康的×という、安易な思考ではなくなると思います。)
気になった方は、ぜひ読んでみてください(^^)
大人になっても乳を消化できるのは、おもにヨーロッパやアフリカ遊牧民地帯の祖先を持つ人々にかぎられる。
何を隠そう、乳糖耐性を示すのは世界人口のたった二五パーセントにすぎない。
ーーアジアでは一般に乳糖を消化する能力がみられず、中東とインドの一部地域だけが違う。(P-38)